WEB担当者には必須!Facebookビジネスマネージャの説明と使い方
Facebookビジネスマネージャについて
Facebookビジネスマネージャとは、FacebookやInstagramを複数人で管理したい時にとても便利なツールです。Facebookから提供されている公式ツールなので、使い勝手や機能性に優れていますし、Facebook広告やInstagram広告アカウントも含めた一元管理が可能です。
Facebookビジネスマネージャを利用すると、Facebookページの新規作成や既存のページとの連携が可能です。Instagramの場合には、既存アカウントへの連携リクエストも可能です。また、広告アカウントへアクセスできるユーザーの管理ができたり、広告アカウントの管理なども、全てFacebookビジネスマネージャ内で管理できるようになります。
ビジネスマネージャが利用される理由
Facebookビジネスマネージャは、FacebookとInstagramのアカウントを管理する際には、効率的に一元管理ができるというメリットがあります。ビジネスアカウントの場合には、一元管理ができることで工数の削減につながりますし、それぞれのアプリごとに管理をする必要がない点で、大きなメリットが期待できます。
さらに、Facebookビジネスマネージャを使うことによって、プライベートと仕事を区別しやすくなります。Facebookのビジネスアカウントは、個人アカウントの上に位置付けられているため、プライベートとビジネスの線引きが難しいケースが少なくありません。しかしFacebookビジネスマネージャを使えば、ビジネスアカウントのみが共有されるので、仕事とプライベートを切り離しやすくなります。
セキュリティ面を強化できる点も、Facebookビジネスマネージャが利用される理由です。Facebookビジネスマネージャでは、各ユーザーに対して、ページごとおよびビジネスアカウントごとに権限の設定ができます。ログイン情報を共有せずに、アクセス権限を管理できる点は大きなメリットです。
ビジネスマネージャのアカウント作成について
1つのFacebookのアカウントに対して作成できるFacebookビジネスマネージャの数は、2つまでと制限されています。それよりも多くのアカウントを作成したい場合には、社内の別のメンバーにFacebookビジネスマネージャアカウントを作成してもらい、メンバーとして追加登録する方法を取ります。
また、Facebookビジネスマネージャは、すでにFacebookのアカウントを持っていることが条件です。持っていない場合には、まずは個人アカウントから作成する作業が必要となります。新規作成したばかりのアカウントでは、Facebookビジネスマネージャが認識できずにビジネスマネージャアカウントを作成できない場合があるので注意しましょう。
設定の仕方
Facebookビジネスマネージャのアカウントを作成する際には、ビジネスマネージャーの作成画面において、新規アカウントを作成する作業を行います。そのプロセス内では、Facebookの個人アカウントへログインしなければいけませんが、ログインしたからと言って個人アカウントが共有されるわけではありません。
新規アカウントを作成すると、法人名や担当者名、メールアドレスなど詳細を設定します。ここで注意したいのは、ビジネス名は実際に存在する会社名や店舗名と一致しなければいけません。愛称では不一致となり、Facebookから連絡が来てしまいます。時間がかかったり、場合によってはビジネスマネージャーアカウントが一時停止となってしまうかもしれません。
簡単な使い方説明
Facebookビジネスマネージャのアカウントを開設したら、いよいよ実際に使ってみましょう。審査などで時間がかかることはなく、開設したらすぐに利用できます。
Facebookビジネスマネージャのアカウントを開設して最初にする事は、メインのFacebookページの設定です。ビジネスアカウントのページを持っていない人は、このタイミングで新規ページを作成することをおすすめします。新規ページの作成では、ビジネスのカテゴリや会社のプロフィールなども細かく設定できます。このとき、公開する範囲を決めることができますが、デフォルト設定は「公開」となっています。準備ができていない状態の場合には、まずは非公開の状態にした上でページの準備を行い、準備ができてから設定を変更して公開するのが得策です。
まとめ
Facebookビジネスマネージャは、Facebookのビジネスアカウントを始め、Instagramの既存アカウントと連携することで、一元管理ができる便利なツールです。プライベートと仕事を切り離せますし、Facebookのログイン情報を共有することなく、ビジネスアカウントの権限を共有できるなど、たくさんのメリットがあります。