Facebookの広告費はどのくらいかかるの?設定方法や課金のまでの流れを学ぶ
Facebook広告の広告費について
Facebook広告は、他の広告費用と比べると比較的低額での広告掲載が可能です。広告を出稿する際に必要となる最低費用は100円ですが、実際に100円で広告を掲載したとしても、大きな効果を期待することは難しいでしょう。どのぐらいの広告費が適切かは、ユーザーのアクセス数をある程度見込んだ広告費の予算を組む必要があります。
広告費用は、広告の目的や予算によって異なります。例えば、ユーザーからのレスポンス率を計測したい場合には、目安としては1日当たり1万円ぐらいの広告費用を予算組するのが相場です。1万円の費用があれば、ユーザー1人当たりへリーチするためにかかる費用を50円とすれば、1日に200人ヘアプローチができる計算となります。広告を掲載することによって1日プラス200人のユーザーヘアプローチできるなら、広告としての効果が期待できるでしょう。
課金の種類と費用感
Facebook広告の課金形態は、5種類あります。広告主が課金方式を自由に選べるため、ユーザーからのどんなアクションを期待しているのかに応じて、適切な課金方式を選びましょう。
1つ目の課金方式は、クリック課金(CPC)です。ユーザーが広告をクリックしたときに課金されるもので、1クリック当たり100円~200円程度かかります。
2つ目の課金方式は、インプレッション課金(CPM)です。広告が表示された時点で課金されるもので、表示回数1,000回あたりの料金設定となっています。
3つ目の課金方式は、動画が再生されたら課金されるというものです。2秒再生されたら課金、もしくは10秒以上の再生で課金かという2種類から選べます。
4つ目の課金方式は、アプリインストール課金です。Facebook広告経由でアプリがインストールされたら課金されるというものですが、設定がややこしいため、Facebook広告の設定に慣れていない人にはハードルが高いかもしれません。
5つ目の課金方式は、「いいね!」課金です。広告に「いいね!」が押されたら課金されるのが特徴です。
はじめてFacebook広告を利用する際の予算はどうすればいいの?
Facebook広告を初めて利用する際には、どのぐらいの予算が適切なのか分からないというケースは少なくありません。この広告プラットフォームでは、広告主の予算に合わせて広告掲載ができるという特徴があります。工夫次第では、1日あたり数百円の予算で広告キャンペーンを出すことも可能です。予算を決める際には、Facebook広告の仕組みやフォーマットを理解した上で、予算内で最も広告効果が大きくなる方法を組み合わせるのが良いでしょう。
Facebook広告では、掲載したい広告をオークションにかけることで、どのユーザーに広告が表示されるかが決まります。入札価格は事前に設定できるため、予算オーバーになってしまう心配はありません。
予算を決める際には、1日にいくらの広告費を掛けられるかという点から決めると良いでしょう。そうすれば、予算内で掲載可能な広告方法を絞り込めますし、入札単価も設定しやすくなります。
広告費の支払い方法
Facebook広告の支払方法は、クレジットカード払いや銀行口座からの引き落とし、また地域や国によっては異なる決済方法があります。日本国内での支払いには、クレジットカード払いならVISAやMasterに加えて、JCBやアメックスの利用が可能です。
電子マネーによる決済では、PayPalを利用することができます。銀行口座からの引き落としや振り替えという決済方法は、日本国内のFacebook広告においては適用されていません。
広告費用の設定方法
Facebook広告費用を設定する方法ですが、まず最初にFacebookビジネスアカウント全体の予算を決めます。1つのアカウント内で複数の広告キャンペーンを展開できるので、次にキャンペーンごとの予算を設定していきましょう。全てのキャンペーンを同時に配信するのか、それとも配信の時期をずらしながら予算を配分するのかは、設定者が自由に設定できます。複数のキャンペーンを設定する場合でも、全てのキャンペーン予算や課金方法を同じにする必要はなく、キャンペーンや広告単位で調整することも可能です。
キャンペーンごとに予算を分配したら、その中で広告セットごとにさらに細かく予算を振り分けていきましょう。1つの広告あたりどのぐらいの予算をかけるのが正解か分からない場合には、まず広告セット予算をテスト的に使ってみることで、予算と効果を実感できるでしょう。
最後に、広告のフォーマットごとに入札単位を決めていきます。デフォルト設定ではFacebook広告が自動入札をしてくれますが、自分で上限を決めることもできます。
まとめ
Facebook広告費用は、目的やニーズに合わせて予算を決める必要があります。設定方法としては、アカウント全体の予算を決めた上で、キャンペーンや広告セットごとに入札単価を設定しましょう。1日当たりどのぐらいの広告費を掛けられるかという点から予算を計算するのもおすすめです。